パズルのピース

keiko_indie2004-04-19

昨夜、日曜洋画劇場で『セブン』を観ていて、胸毛って剃るものなんですか? なんてくだらんことを気にしていたら、悩める女子からメールが届く。恋愛モードのお悩みで、内容は相手のダメだしばかり。なんとも気持ちが暗くなったので「彼はあなたを映す鏡。相手のダメだしばかりだと自分もダメってことになっちゃうよ」とレスを書いた。実に教会の懺悔室ばりだ、と自分でも思う。すぐさまレスが届き、いやぁん、セブン観させてくだちい、と思いますたが、ノロケともたわごととも見まごう文面にしゃべってないと不安な感じが行間ににじみ出ていたので、しばしつきあう。まあ、結論から云うと、わたくちにグチを吐きたいキブンだったわけですな。実家を出るときに「困ったことがあったら云いなさい。話だけは聞いてあげられるから。ただね、解決するのはあなただから、アテにはしないでね。親なんてそんなもんよ〜♪」と両親に云われたKeiko_indie17歳の春を思い出した。事実「♪」はついていた。いや、あのとき、なんて冷たい人たち、って思ったけど、そのとおりでございますな。子離れした親って云うことがすっきり爽快なモンだ。悩める女子はメールのやりとりで気が晴れたご様子。まあ、この世の半分は女子で、女子は知りたがり、納得したがりなものなんだからさ、悩んだり不安になるのはしょうがないやねぇ。人に裏切られるのと裏切るのとどっちがいい? と聞けば、たぶん腐ってない人なら「裏切られること」と答えるはず。ならわたくちに云えるのは「とことん信じてダメなら根っ子が腐ってるんだから仕方ないわけよ、それはそれで折々の禊ぎっちゅうわけよ。相手の懐に不可逆的に侵入することができるのは、時間だけ」ということか。冷たい? ま、大丈夫な人にしかそんなことは云いませんよ。お相手の方を早くまたとろけた顔にさせてあげてくだちい、といまは切に思うわけで。女子はいつまでも心の奥底に毒を秘めてなお、かわいらしくあってこそ、女子としてキレイに見える、つう感じっすか。月曜からまたもや会社のトイレットロールを変えるハメになったわたくちも、自分のことを振り返りながら、無軌道な会話のできる稀有な人を密かに大切に思いますた