ぼんやりしたナマズ

昨夜ミッキー(弊社局長)がふらっとフロアに来て「なんか大変そうだね」と声をかけてきた。そばにいたNマネは「なんだか初めっからずっと大変みたいですよ」とひとごとのように(いやひとごとですからね)とK部仕事クライマックス間近のわたしのことを見て云う。ふっ! と鼻で笑いながら作業続行していたわけだが、自然と話柄は先日の地震に移った。ミッキーは自宅で熱帯魚やナマズを飼っていて通称「ナマズ部屋」(わたしたちが勝手に命名)があるわけだが、地震のときにミッキーは思わず水槽を両手で押さえちゃった、らしい。ナマズといえば地震を探知する魚でも有名だ。そこで「ご自宅のナマズたちは地震前に大騒ぎしなかったんですか?」と聞いたら「いやぁ、ウチのナマズはなーんにも変わらなかったよ。どのナマズもぼんやりしてたよ」と云われた。まったくこの役立たずが! なんて思ったけどぼんやりしたナマズのイメージが強固にいろんな言葉を封じ込めた