着信アリ3アリ?

ひさしぶりにきゃあきゃあ云いたい欲求もあってコレを観た。いやあ初っ端に驚いたのは今後の上映予定に戦国自衛隊1549角川映画60周年記念作品として告知されたときだった。知らんかったです。不覚にも予告編には吹きだしてしまった。うわぁ〜、そうきたかリメイクしはりますかと。まあそれはおいといて着信アリ2のことに戻ります。映画の宣伝にバラエティに出まくりでミムラの眉毛の生え際の不自然さというか眉毛のメイクがビミョーな感じが気になってしまい、上映開始から眉毛にばかり目がいってしまった。全般的にそこはかとない納得のいかなさを観終わった後に感じた。とはいえ、ギョッと驚くシーンに大声で「ひゃああ!」と叫んだり、涙を誘うシーンに(あるといえばあるよ、はい)にマジに号泣している人がいてまわりにいなされてもなお「だってぇ」と泣き止む様子もない、という映画館で鑑賞する人々の反応がいちばんのオドロキだったかもしれない。いかに映画館でこの手の映画を観ていないかということか。。。
ネタばれってほどのことはないのだけど、これは「着信アリ3」を見越した作品だったのかね? ストーリー上ではなにも台湾に行く必然性がないように思うし、謎の一端が台湾にあったとしても解決はしないのだもの。重なりあってゆくはずの謎とか謎解きとかがあって、ああそういうことね、と溜飲が下がるってモンだろうに。だから2は3を前提とした謎の種まきなのかと思ったよ。強いていえば着信を受けた人が死を回避する方策ってのがあったのだね、ということが判明。前作から出演してた石橋蓮司役の刑事が死ぬ間際に云い残した言葉が謎を解く鍵か……? にしてもオチのない感じが気持ち悪いのかな。結局ひぃぃっとなる場面もいくつかあるのだけど前作の着信アリで怖いシーンのパターン化になれてしまっていたのか、きゃあきゃあ度合いもイマイチであることよ