まだ見ぬ

つけ乳首なるものがドンキで売っていたという報告を受けた。ははぁ、なるほど深夜のテレビショッピングで「いったい誰が買うのかね」と思っていたのだけど、ついにドンキにもお目見えか。贋チチ(またの名をヌーブラ)を売り場で見かけたとき、なぜにこのような破格で売っているのだろうと思ったものだが、贋チチを所望する気持ちはわかる。女子だったら一度はツンッ! と生意気なほどになったソレを、ほらほら〜、見て見て〜ってな感じで誇示したいと思うだろうし(わたしはとくにそうだよ!)、正直云うと手を伸ばしかけたこともある。しかし、そこで思うわけ。胸元はすっきりしているほうがいい。飲み物をこぼして一気にお腹にシミができたっていいじゃないって。そして漂白に失敗してゴミ箱送りになった服は数知れず(涙)。所詮それは贋でしかないんだから。けど、つけ乳首はどうだろう。いったいどういう人がつけたら似合う(と云っていい?)のか、あるいは違和感ないのか。はたまた明示的につけているとわかった場合「あ、オサレなんだ」とスルーできるのか。つけているのを知って心のなかでクスッと笑う程度ならいざ知らず、目に痛かった場合はどうするんだろうとか。最悪なのはつけてないのに生首が突出していた場合、伝えるべきか、伝えるならどういう風に? さすがに伝える相手との関係性を考えるよなぁ、などなど。まあ、現物を見ていないうちは想像は妄想でしかないのだけど、じつに買う動機がわからない。まずは胸に手をあてて考えてみよう