サスペンスものを2本

今日は肉体労働に終始したので疲れ果てていた。とっとと寝ちゃえばいいのに、フラッと買い物に行った新宿でなにげに買ったDVDを観てしまう。週明けから仕事面で盛りだくさんだというのに。トホホのホ〜
サスペクト・ゼロ-less [レス]

左は「殺人鬼を殺す超能力者」というキャッチにB級な香りを察知したんだけど、ディープ・サスペンスと謳っているわりには不満が残るしB級にもならないところも期待を裏切られた風味。「サスペクト・ゼロ」−−特定の犯行手口やパターンがなく、捜査線上に決して浮かび上がらない犯罪者−−が最後まであまり意味のない存在だった気がする。謎ときの過程も中途半端でもうひとつのキャッチだった「見えるんだ、罪が。聞えるんだ、叫びが」というのもどうにも苦笑が。というのも超能力者の「見えているもの」の描き方にリアルさがないから設定がつらかったのかなと思った。遂に「セブン」を超えたというのはだたの煽りでしかなくて衝撃は皆無ってとこ。レスはもともとのタイトルが「DEAD END」。そのまんま。途中でオチが見えたかもーと思ったらほんとにそのままのオチだった。「CUBE」を凌ぐ戦慄も「ソウ」を超える衝撃もなかったけど、古典的ともいえる話をここまで引っ張ったことには評価する(ってえらそーなこと云ってます)