拍子抜け

昨日は気がも心も足取りも重たくお小言を食らいに「小生さま」詣でをしたのだが、丁重に謝ると、ことの次第を話す間もなく、「いや、もういいんだよ」と手を軽く振るジェスチャーですべてが終わった。小心者すぎ<自分
打ち合わせがサクサク進み、事務処理はすべて小生さまの手下であり子会社の人に任したから、あとはよしなに、と云われる。あぁ……そうですか。その子会社の人とはコミュニケーションの取り方がいまひとつわからないんですな。ふつうに話していたかと思ったら突然激昂してものすごく高圧的かつ「おぢょうちゃん」扱いを受けて凹む間もなく、次の電話は異様に腰が低かったり。まあそれはいいでしょう。こちらがスルーして、よしなにすれば。しかし電話で話していると、どうも小生さまを好ましく思っていないらしい雰囲気も伝わってきて、「なんでオレがこんなことに巻き込まれなきゃいけないんだ」風味な香りが漂う。小生さまと3人で対面して話しているときと電話でのギャップが顕著すぎて。親会社と子会社のそれもある程度の肩書きを持つオレ、という関係性が常に付きまとっている「やるせなさ」のような空気をびしびし感じる。もっとも何度か会ったときのやりとりを見ての推測に過ぎないけど。まあ、ビジネスの話をする分には困りはしないけど(やや心情的には困惑はするけど)難儀は続くなぁとちょっぴり思った。そして小生さまの極めつけのひとこと。「小生は来月定年退職です」(てへへ)ガーンッ。待ってー行かないでー! なんだかんだ云って、小生さまとは対等に話をさせてもらったので、今後はこの子会社の人とやりとりするんだぁ〜、と一歩前進二歩匍匐前進なキブンに。いずれにせよ前進はするわけだからよしとしないとダメかなぁ……