救命胴衣24時

とかげのオッサンも一緒に

どうでもいいけど、いま無性にしるこが食べたいよ。できれば餅入りで。
Healing Gardenにようこそ――昨日滝を見に行った(打たれに行くわけではない)先で地元の兄さんそうにこやかに微笑まれて差し出されたのは、南国特有の花。そのにほいに癒され一瞬Heavenすら感じましたが(別に1発キメてるわけじゃないよ)後に続く登山道の傾斜は地獄でしたね。というわけで例によって南国に来ております。
来る前に散々「泳げないけどシュノーケリングしたいぃ〜!」と大騒ぎし、理想とする腰のまわりにベルトのように巻く発泡スチロール製の浮き輪(?)を所望していることを後輩女子に相談すると「姉さん、上州屋ですよ!」とありがたいアドバイスをいただいた。うーむ、しかしつり具屋とは盲点であった。買いに行く暇がなかったので、南国に上陸して初めてしたことは、その上州屋にならあるだろうと云われていた浮き輪を買いに行くことだった。ところが、やっぱりない。そりゃそうだよなぁ、どう考えてもここは南国、上州屋みたいなお店はありません。というわけで、しょうがないというか、着てみたり眺めてみたり、かなり悩んだ挙句、救命胴衣を購入した。そこまでしてシュノーケリングしたいかよーっ! というツッコミはちょっとだけ待ってほしい。2千円ちょいで購入した「安心」はおおいなるものなのです。たぶん10〜12歳児用(苦笑)。そして、今日はその救命胴衣をつけて意気揚々と海に入りました。ところが、シュノーケリングするどころの騒ぎではないほどの荒波で、やはり今年もぐるぐるぐるんと海の中で3回転。しかも膝ぐらいの超浅瀬で。もはや泳げる泳げないというより、荒波にどう対処すべきか、ということを身につけるべきだと思い至りました。そんな特訓どこですりゃいいんだろう……結構真剣に考えている年の瀬です。とかなんとか云いながら、今年は増刷を重ねるうちに著者近影が心霊写真になっていたとか、直っているはずの誤植が元に戻るなどの怪奇現象もなく、いちおう滞りなく終えたわけですが、「正義はけっして勝つわけではありません」ということを遅まきながら学びました(お仕事方面)。「いい本は必ず売れるわけではありません」ってのはイヤんなるほど骨身にしみてるけどね〜(笑)それではみなさまよいお年を〜♪