小生ズとの宴

思いのほかおもしろかったのだが……。
盛りがよいというフレンチビストロでは、メイン料理は三者三様の料理が供された。小生Aがわたしのラム肉を食べたそう〜に見ているので、交換することにした。が、しかし。どうもさっきと印象が違うなと思ったら、前歯が一本……ない。消えた? いやいや疲れ目かもしれないと思って気にせず食事を続けた。二軒目のオサレなバーで小生Aが大笑いしたときに何かが飛んだ。そして、その数秒後カツーンと音をたてて床を転がる差し歯らしきものを目の端でキャッチ。あの消えた歯は幻ではなかったのか。。。もちろん見なかったふりをして、何事もなかったかのように会話を続行。オールナイトになるかとおびえたものの、終電で帰るよ! と号令がかかったときはホッとしてみたり。このままキャラオキィに流れたら、まちがいなく「私のお墓の前で〜泣かないでください〜」とか歌われそうな感じだったものですから。ええ、お願いされなくても泣かないよー、みたいな。別れ際に「メル友ならぬ飯友でよろしく♪」と云われてコクコクと頷くしかなかったのであります