雨降りの朝

おら、会社行ぎたくねぇ。
登社拒否児だ。
でも行がねぇと本出ねぇ。

おしん

おしんと云えば、数年前にイランに行ったときにイラン全土で爆発的な人気を誇っていた。わたしを日本人だと認識すると「おしんは元気か?」と聞いてくる。(英語でですよ、念のため)あれはドラマの話だとかいろいろと説明するのも面倒だし、「元気だ」といい加減なことを云っていたことを昨日のことのように思い出す。雑貨屋やじゅうたん屋が軒を並べるバザールに行ったときも、お昼過ぎにいきなりどこのお店も店を閉めていた。なにごとか? とガイドにたずねると(このガイドの日本語が最後までわたしの脳内インタープリタ−の具合をおかしくさせていた)「これからおしんが始まるからみんな家に帰るんですよ」と云う。いやー、そのハマりっぷりにただただ驚いたものだが、こちらは炎天下35度で女性は体のラインを隠すよう長いコートと頭からすっぽりかぶったスカーフで体温上昇中。フライパンの上で蒸し焼きにされるかのような状態で、とにかく水を、水をくれと思いながら、ダメだダメだ、水を飲んだら、お腹が急降下だ、それはマズイ、とただただ暑さに朦朧としながら耐えていた。おしんのように