すっぱいレモンのような

夕方、恒例のミッキー*1面談。実に実のない話が繰り広げられる。しばらくは心のともしびで逝くか、と思った。ミッキーはトイレでもガマンしてたのかしら? 異様に話を早く切り上げられ(うれしいかぎりだが)、直近で抱えている書籍の話から突如「新しいパブリッシャー」のあり方、の演説をぶたれ、聞いていて赤面。とはいえ、うんうんと頷くくらいのエンターテナーぶりは持ち合わせていて、自分でもアッパレな気がした。「新しいパブリッシャー」……をミッキーの新たなキーワードリストに加えることを確信。
その後、給湯室でまたもや隣の部署のI川さん&イチゴさんにばったり会う。I川さんの忘年会への参加表明はまだなんだけど……とイチゴさんにこぼすと、まるで出番を待っていたかのようにI川さんが現れて、なぜか話は「(I川さんのまわりにいる)東大出身の人のダメさについて」軽くレクチャーが始まった。そもそも学歴をアテにしていないわたしにはどうでもよかったのだが、話に頷くくらいのエンターテナーぶりを発揮。(正直、小首をかしげるような偏見に満ちていたのだが、内容についてはよく覚えてないので割愛)早々に退散したが、30分後にエレベーターホールでイチゴさん相手にレクチャー中のI川さんの声が響いていた。イチゴさんちゃんと話につきあっていて偉すぎだ。
知り合いのデザイナーの送別会があるというので、花束を調達。2冊ほど装丁をお願いしたことがあるのだが、途中でウチの会社に来るのが苦痛だ、と云わしめ、周囲には「そうとういぢめたよね!」という刻印を刻み付けられていたため、それは誤解だ、単なるコミュニケーションだ、と云っても誰も信じてくれない。ともあれ、お世話になった方の今後のご活躍を祈りつつ、花束を送別会に届けてもらおうと思ったわけだ。メッセージカードがないけど、よろしくお伝えくださいね、と云い添えたものの、「ボイスレコーダーがあるからひとことどうぞ」と云われて怖気づいて早々に退散。
夜、弱りっぱなしのスッチーから「サムゲタンをご一緒に」とラブコールを受けて、早々に麻布十番に出かける。風邪をひきそうになっていたので、渡りに船。スッチーの話は……どうにも変な人を引き寄せる彼女のパワーにほとほと感心しながら、恋愛ってのは「思い込み+勘違い」でいかようにも取りようがあるのだ、ということをしみじみと感じ入る話だった、と云っておこう。しかし、サムゲタンは体に優しかった。。。

*1:局長です