サンダルを買いに

新宿に出かけて、世の中バーゲンも終盤というあたりで人ごみがわんさかさっさ(レナウ〜ン娘とか口ずさんだあなたは年齢がばれてます)。あまりにもキラびやかだけどけっして雅びではないサンダルの列からダンビロ甲高向けのサンダルを選び出すのはたいして難ではなかった。人ごみのなかをかきわけ、ストリートパフォーマンスの引っぱりすぎる演出に軽くダメ出しをして、早い夕方に天婦羅屋に入り、目の前で揚げてもらうサクサクとした口あたりと塩で食べる旬の素材に至福の時。帰りにバーゲンを冷やかして例によって体型のちがいというんですか、手足の寸足らずを感じて購入に至らず。こうして毎年新しい服を買わずに何年経ったのだろう。帰り際に生まれ変わった談話室でお茶をしてきたが、あまりの騒々しさにここはほんとにかつて滝沢だったところ? と素朴な疑問も。しかし、店員の礼儀正しさは踏襲されていましたな。なにはともあれ、天婦羅屋から出た瞬間からずっと自分が油くさくてかなわんかったのだけど