麺好き

会社からほぼ等距離にうどん屋が2つある。Aは讃岐を謳っているが似非だと思う。まったく根拠はないし、讃岐うどんを食したことはないんだけど、こんなはずじゃなかろうというコシの弱さ。出汁は断然こちらが口に合うのだけど、てんぷらがいけない。てんぷらが大皿に盛られていてチョイスできるのだが、衣はミシュランビバンダムかと思うほどモコモコだ。すでに揚げて幾分時間が経ってしまった大皿の上の食材は汁につけたとたんに膨張する。あの水に入れると20倍になります、でも実際は3倍くらいにしかなりません(実験済)というオモチャみたいに。かたや必ず揚げたてのてんぷらを乗せてくれるSは、そのサクサク加減に参ってしまう。迷いなくてんぷらを必須でトッピングしてしまうほど。麺はママンの郷里のうどんを彷彿とさせる。なつかしい口になじんだコシのなさ。また、すごく丁寧な対応をするおばさんがひとりいるのだけど、その丁寧な口ぶりがややもすると、丁寧にしていないと切れそうという危ない雰囲気を背後に漂わせている。麺、てんぷらともに満足なのだが、難点がひとつ。出汁が異様に濃いのだ。すかさず並びにあるナポリでアイスを買ってしまいそうになるデブまっしぐらな危険なスポット。そうそうこのうどん屋はなぜか「ずんだ餅」を売っている。ここの商品なのだが、左がずんだくん、右がもちこちゃん。なんて安易な! しかもキャラデザインはやなせたかし。どうやらCDまで出している模様
参考:【ずんだもちのワルツ】作詞・作曲 やなせたかしずんだ餅を先に買うべきかCDを先に買うべきか……