悟りがパカッ

昨夜K部さんがふらりと来て「埋め込みは順調ですか〜?」ととぼけた顔してのたまった瞬間、一緒に埋め込まれている旅の仲間であるU御大と目が合った。お互い何度か目線が逡巡した。通常、このときK部さんに対して笑顔で「キレる」or「皮肉を浴びせる」あたりが返しとしての流れなのだろうが、まったく反論をせず。とはいえ無視してスルーしたわけでもなく。あるいは蓄積された疲弊でうなだれたわけでもない。なんていうか、期待していなかった人から、進行の危うい混沌とした時期に、期待通りの言葉が聞けて溜飲がさがるというか。K部さんは「ふつう」に話す分には嫌いじゃないが、一緒に仕事はするもんじゃあないね。昨年の轍をぐいぐい踏みつけながらしみじみ実感した。チャクラがパカッと開いたのであれば、トリガーになってくれてありがとうという感じ。だが、もしかしたらわたしの無意識下で柳生博のハンマーチャンスを狙っているかもしれない。それもゴールデンハンマーで