大変種会議

いやはや、今日はヤレヤレでしたな。議題にあがっていた企画はたったの1本だったのに、なぜか1時間半もかかったという。企画の説明のときはゲラが届きそうだな、校正が戻ってくるかも、タイトル確定させなきゃ、3カ月沈黙を続ける著者はなにやってんだか……などなど懸案事項を整理していてうわの空だったんだけど、気がつけば企画者のテンションが最高潮に達していた。「ボクにはそう思えませんから、キィーキィー!」「ボクは自信を持って企画を出してるんですから、キィーキィー!」「ボクはこれがいいと思ってますから、キィーキィー!」という感じ。もちろんホントにキィーキィー云ってたわけじゃないけど、わたしには幻聴のように聞こえてきた。企画を通すという熱意以上のなにかが伝わってきたプレゼンであった。会議のあとNマネが「振らなくてよかったよね?」と疲れきった顔をして云ってきたが、振られたら「そんなにムキにならなくたって」と爆弾を落としたかもしれないので危なかった。……で、結局企画は承認されたんだろうかなどと云ってはいけない