顔を覚えない人

新規にご依頼しようと思う人のツテがあったものの、相手は「顔を覚えないことで有名」という評判の高い人であった。
「じゃあ印象に残るいでたちで会いに行くとか?」などと本気で考えていて、しまいに話がころがっていって「眉間の印にビンディでもつけて行きますか!」と悪ノリしてたら、相手が笑いをかみ殺していたので、ドン引きされずによかったなと、いましみじみ思う。初見の人にとって、おそろしく不安に陥れる失態だったといまは反省している