アニキの会

二日酔い。あたまが重たるい。目が半開きな感じ。
昨夜はお世話になっているデザイナーさまの独立20周年のパーチーにお邪魔した。少人数だったせいか、濃い盛り上がりでした。大昔にお世話になった大御所装幀家もいたりで、お互い「どこかで会いましたよね」というボケぶり。「ああ、版下入稿のときね!」と先に気づかれて、そんなに昔だったか……とア然。遅れて到着したもんで、大御所先生がたはすでに烏龍茶に切り替えていたんですが、しまいに「飲みが足りないんじゃね〜?」とか云って注いでまわったりしたようで。嗚呼……もう仕事してもらえないかも。主役の超寡黙なデザイナー氏の別人のような一面を見るにつけ、もっと早く知っていたら……と思ったり。「電話でバカ! と怒鳴ることなんて日常茶飯事なんですよ」とにっこり笑って云われてごらんなさいよ、このデザイナー氏と「はるかに」良好な関係を築いていたのですね、ということを再認識した。最近は「データ全部消すぞ、ごらぁ」が殺し文句です(にこっ)という話を訊いて、なぜか水戸黄門の印籠を出すシーンが思い浮かんでしまいましたが、再校の段階でこれ云われたら、泣いちゃうよ〜。サバサバしたおネエさまがたがごろごろいて、話が弾んでおもしろかったのだが、「ぼくが日ごろアニキだと思っている女性にしか声をかけなかったんです。えへへ」と云いよるやないですか。くわー(ひさしぶりの怪鳥)秋口にまたぞろぞろ案件があって……と云うと、「アニキについていきます」と返されて、困惑を胸に寝落ちする前においとましてまいりました