スピリチュアル化する友人

昨日お昼に2年ぶりに会う友人(翻訳者)としゃべりこむ@大久保韓国食堂。彼女は最近仏閣めぐりにハマっているという。ちょっとした気学もかじったらしい。人知では知り得ない力とか霊とかは信じないし見えない、という彼女も天の橋立の奥宮に足を踏み入れたとき「ここにはなにかがある」とデカい目を見開いて興奮気味に話していたことが興味深かった。お互い巫女体質*1の友人がいて、彼女らの言動ぶりをおかしく自慢しあった(いや、当事者は困っているのはわかっているんですけどね)。花○神社は物の怪がいるから行くと1カ月寝込む、泊まるときは古い旅館はやめてくれ、泊まる部屋には塩を盛る、古都に行くともれなくなにか憑いてくる、神社で撮った写真を見て「ほーらいっぱいいる」と涙目で云う、などなど。彼女はこんな話ばかり聞いたり、先の奥宮での体験から、そんな力もあるのかもしれないと最近思えてきたのだと云う。わたしは過去に監修をお願いした*2獣医師に挨拶に伺った初対面のその日に「keiko_indieさんのまわりにたくさん天使がいますよ。ほら、いま矢を放った! あなた40代で“見える人”になりますね。占い師になったらいいんじゃないですか」と転職をススメられ、( ゜Д゜)ポカーンだった。またある日、ゲラを取り立てにゆくと疲れきった顔で「いまね、大手術をしてきたんです。手から青い光が出ていくのがわかりましたよ。こういう手術のあとは消耗しちゃうんですよね」と云われ、こちらはそそくさとゲラを持って帰ろうとしたら拝まれた。またまた( ゜Д゜)ポカーンとしたら「あなたの後ろにいる千手観音さまに手を合わせていました」といわれて、さすがに虚言癖があるのではないか……とうっすらと思いました

*1:いわゆる霊とか見える人

*2:ええ、いまや弊社社員も知らない犬猫本があるんですYO!