ママンとの会話

わたしの出張中に山奥の温泉に行っていたママンから今頃になって以下のようなメールが届く。

無事出張からおかえりなさい。山奥で電波が届かずもどかしかったわ。こちらも帰ってきましたので

もう出張など遠い昔のように感じていたので、思いっきり時差を感じたが、まあそれはそれ。
今日は家事をしていて、洗濯物を片付けつつ下着のコーナーを整理していたら、ぽろんっとTバックのパンツが飛び出してきた。ははぁ、そういえばこんなもん持ってたなとしげしげと見つめた。ずいぶん前にTバックってどうよ? と物静かな女子と話をしていたときに「わたし結構愛用してるよ。ほとんどTバックかも。下着がアウターに響かないしね」という発言を聞いて「へええ〜」と意外に思ったものだけど、ママンがみたらなんて云うだろうなと思った。むかし実家に帰省したときに洗い上がった洗濯物のなかにわたしの黒いパンツを見つけると、まだわたしが10代のころは「まあ、こんなの……。お母さんは感心しないわね」と云った。20代になると「へえ、こういうのもオシャレなの? 白いズボンだと下着がうつらないかしら」と云った。そしてつい最近「冷えない?」とただひとこと云い放たれた。放っておいてくれ