誕生日によせて

つい先日ひとつ年を食った。食べてやったよ、もぐもぐもぐ……(寒)。
日付が変わるときにグリーティングメールが父から着弾。おめでとうの後に「あなたが年をとるということは小生たちも年をとります。税金・年金のことはいまから考えておいて損はありません」と切実な祝いの言葉であった。
姉が赤坂に立ち寄るからランチをおごってあげると云うのでありがたくご馳走になることに。なんでも好きなもの食べて。ご馳走してあげる! と云われたので、陳健一の麻婆屋へいこうと云った。ら、メニューをさっと一瞥して店内をチラと覗き込んだ姉は「ねえ……ここオヤヂの魔窟じゃない? もっとオサレなところがいいよ。ねえお寿司なんかどお?」と自分の要求(本音)をのたまう。ごくふつうのイタリアンに落ち着き、姉の業界裏話を聞いてひとしきり「いや、まったく俗人的ですな」という思いを強くした。昨今のカード情報の盗難事件の話に及ぶと「あれさぁ、絶対お金よね。盗難した人の目的って」と目を輝かせて云っていたが、そりゃそーだろ(笑)
母からもメールが届く。「健康一番愛嬌二番貯金三番」と呪文のような言葉が続く……そうですかそうですね。
弟一家から甥っ子の大運動会のフォトメールが届く。下の子がますます自分に似てきて行く末を按じてしまう。
深夜、お祝いのケーキを頂戴する。ありがとうございます。おいしかったです。今日ぐらいブー子まっしぐらでも、まあいっか