毒を食らわばなんとやら

ホットヨガの帰り道に性懲りもなく脱皮に行く。もくろみとしてはホットヨガ→そのまま帰ると風邪ひく→ええぃついでに皮も脱いじまえ→体もほかほか+完璧な毒抜き→鼻風邪完治という流れだったのだが、脱皮中にまな板の上に乗せられたとき体の芯が寒いと云っていた。帰り際サウナで寝転がって暖をとっていたときに聞こえてきた同世代っぽい女性2人の会話がまるでドラマ仕立てで思わず耳が大きくなる。「占いに行ったの(キター!)。そしたらあなたを強く恨んでいる女性の姿が見えるって云うのよね」キター! なんというか話の中身は韓国ドラマと大奥を混ぜて現代風にアレンジしたような泥沼な三角関係だった。人は死んでいないけどね。一通り話が終わったあたりでそろそろ帰ろうと起き上がったとき「あなた、今の話聞いていたでしょ? どう思う!?」とコメント求められるのだけは誤算だった。ふつー聞くか? よほど切羽詰っていたのだろうか(いやそうだろう)。実際女性専用サウナは前にも「ウチで働かない?」という手合いの夜のお仕事への勧誘から「あなた、かわいいわね」(湯船の中で膝を触りながら)という違う意味のお誘いから「その眉毛は自前?」という奇妙な質問まで幅広いですよ、ええ