お寒い話

隣の芝生はけっして青くはないなぁと思ってはいるものの、餅ベーションやらは上げていかねばならんので、週末ホットヨガで青々とした脳内芝生フィールドを培ってはみたが、先週から片足ずっぽり突っ込んでいるクレーム対応の一件で、ものの見事に芝生は踏み荒らされた。
編集以外の仕事絡みで常々その部署とのかかわりはあったけど、できればことを穏便に済ませ、お互い気持ちよく仕事をするには過去の経験から「なるべくかかわりを持たない」という教訓がどこかに刷り込まれていた。なんですかそれは、まったく本末転倒な……と笑うなかれ。これマジですから。担当の女子にできるだけ気持ちよく仕事をしてもらうため、笑顔でお願いする、必要以上に「ありがとう」を連発など、小技も効かせていたのだが、今回ばかりは途方にくれた。というかその仕事っぷりに直面して釈然としない。善意で一言申すならば「無駄が多い」と云いたい。面と向かって云えるわけもなく、ただひたすら「やっていただく」のを待つのもくたびれた。もはや職務が不明です。しかしてこちらの気遣いもむなしく、ひさしぶりに大きな舌打ちの音を聞きました。「チッ」って、はっきり。こうしてわたしの脳内芝生の育成は非常に危機的状況なわけで、週末まで保てるのだろうか