バレンタイン

こういうイベントがあるだけ浮き足立つではありませぬか。
手作りチョコなどというものは作ったことがないのですが、手伝ったことはありますね。それも高校時代に友人の家になぜか泊まりこみ深夜こそこそと。昨日のお夕飯に何を食べたか定かではないくせに、妙にこのあたりの記憶ははっきりとしているのですが、チョコレートケーキを作ったのでした。しかも、練習用と本番用(?)という、ようは味見用とお渡しする分ですね。できあがったケーキを味見すると、これがまた旨くできまして。「う、うまい!」パクリ→「どれどれ」パクリ→「あ、ホントだ」パクリ→「もう一口」パクリ→「マジうまい!」パクパク→「ホント、大成功じゃん」バクバク→「やればできるもんだよ」バクッバクッ→「甘さ抑えめでいいねぇ」バクッバクッ→「後引くうまさー」バクッバクッ→「止まらんよぉ」バクバクッ→「ホントホント」バクバクッ→「ねえ今何時?」バクバクッ→「あー、もう2時だ」バクッ→「え?」バクッゴクッ→「こんな時間に甘いもん食べてやばくね?」パクッ→「いいよ、もぉ」バクッ→「うわー、残り一口、あんた食べなよ」パクッ→「んじゃ、お言葉に甘えて」バクリ→しゅーりょー
結局、ホールケーキ1つを2人で食べ尽くしてしまった深夜2時。いまより10キロ超ほど肥えておりましたが、食い気においては怖いもの知らずでしたね。そして翌日、友人は先輩に告白して玉砕。ははは……その夜またも失恋のやけ食いにつきあうというオチ