実家が古すぎる

地震の余波で蔵が崩壊したのは知っていたんだけど、引き続き家の裏にあった味噌蔵も崩壊していた。
ダイニングの窓のカーテンをあけたら、なんだかいつもと景色が違っていたんですね。それで合点がいった。味噌蔵がないよ! 一気に土手まで見晴らしがよくなって、あらぁ〜家の中まで丸見えじゃん? という感じ。父のネガティブ発言の元はこういうことか、と思いました。自分が住んでいる家がどんどんその形をなくしていくさまを見届けるのはオレか? オレなのか? と憂慮していた向きもあったようで。ちなみに実家の隣にはかつて住み込みの人(小作の人?)が住んでいた残骸のある農舎があるんですけど(またまた古いですなぁ)、そこもヤバそうな気配です。ママンに2階に置いてある骨董ものの机をおろしてほしいと云われて、おそるおそる階段を上ったのですが、床が抜けそうでこわくて足を踏み入れられなかったよ。2階の上り框付近に本が2冊置いてあったけど1冊は表紙がない時代ものの読み物で、もう1冊は元々社(!)の「発狂する宇宙」だった。ひー、なんだここはトワイライトゾーンか。なんだかおかしな空間にまぎれこんでしまったような感覚